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研究紹介

先生の部屋訪問-生体情報工学研究室 小畑先生

桑木:
恒例になりました(?)先生の部屋訪問の第2回目は「生体情報工学研究室」になりましたので、生体情報工学研究室の准教授 小畑先生をインタビューすることになりました。それでは小畑先生、宜しくお願いします。
小畑先生:
はい。宜しくお願いします。
桑木:
まず早速ですが、この生体情報工学研究室について、研究テーマ以外で特に他の研究室と違うところ、特徴などがあれば教えてください。
小畑先生:
この生体情報工学研究室ではME2種*の取得を積極的に勧めています。そのサポートの一環として、研究室へ配属される4月以降、ME2種の勉強会を定期的に行っています。
今年は定期試験等の日程の関係で実施できませんでしたが、昨年は夏休み期間中に(名ばかりの)勉強会の合宿を行いました。海がすぐ近くにある大学の保養施設でしたが、空き時間や夕食後にも海に入っている学生もいました。私としてはそう言った研究室のイベントも是非たくさんできたらいいなと思っています。
今年の夏は行けませんでしたので、冬休み中、研究も臨床工学技士の国家試験の勉強も余裕ができていれば、(スキー/温泉付き?)合宿なんかできればいいですね。

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(2010年 夏 撮影)

桑木:
そうでしたね。夏の合宿には私も参加しました。夜、花火をしてから海に入っていたのは私です(笑)。それでは次に、学生がこの研究室を希望するにあたり、例えばどんな科目が好きな人に向いているでしょうか?
小畑先生:
私達の研究室には、教授の木原先生と私(小畑)がいますが、どちらも主な研究テーマは「生体計測」「計算機科学」がキーワードになると思います。超音波画像診断装置を用いた医用画像、生体電気現象の計測、手術室で使用する医療用機器もまずは計測が重要で、そこから計算機(コンピュータ)を用いた解析に繋がりますので、基礎科目の教科名で言えばやはり情報・計測・電気・電子になると思います。専門科目では生体計測、診断機器などが関連深いと思います。プログラムや何か形のあるモノでも構わないのですが、そういったモノづくりが好きな人はそれなりに楽しんでもらえると思います。
逆にコンピュータを触るのが大嫌いと言われると私達の研究室では・・・苦労するかもしれませんね。もっとも最近ではコンピュータはどこの研究室でも必須と言えますが・・・。
桑木:
やっぱり、コンピュータの知識は必要なんですねぇ。それでは最後に研究室に配属される学生は生体工学コースと臨床工学コースに分かれていますが、それぞれのコースの学生にどのような研究室生活を送っていって欲しいと思われますか?
小畑先生:
ありきたりかもしれませんが、まずは何といっても「有意義で楽しい」研究室生活を過ごして欲しいと思います。先輩・後輩を含む研究室での仲間は1年以上も苦楽を共にする仲間ですから、共に遊び、共に学び、共に成長していくことができれば、それは必ず生涯の財産になります。
コース別では、例えば生体コースの学生には主体的に、研究だけでなく遊びも含めて、研究室の生活を楽しんで欲しいと思います。そしてできれば大学院に進んで在学中に1~2回は学会等で発表できるような成果を残して欲しいですね。研究は何か一つの得意分野だけでなく様々な能力が要求される複合的な活動です。将来社会人として働く際に少なからずそういう経験が必ず役に立つでしょう。
また、次に臨床コースですが、このコースの人は資格取得を優先したカリキュラムとなっていますが、将来臨床工学技士として病院で働くことを考えると、問題の発見と解決のプロセスを経験しておくことはとても重要だと思います。そのためにも卒業研究をしている生体工学コースの学生が何をしているのかを理解するとともに、できれば一緒に研究のサポートという立場でも良いので、研究に関わっておいて欲しいと思います。もちろん自主的に研究テーマを設定してもらってもいいです。
とにかく自分から率先して何かをやるという姿勢で生活して欲しいです。
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桑木:
まだまだ聞きたいことがあったのですが、紙面の都合もありますので、今回のインタビューはここまでにしたいと思います。小畑先生、今日はどうもありがとうございました。

*ME2種:第2種ME技術実力検定のこと

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