授業風景 生体医工学実習II
この実習は、生体医工学科・生体材料工学研究室の中路修平先生、二見 翠先生、医用科学教育センターの浅原佳江先生、竹本和憲先生の4名の教員が担当します。
左から、中路先生、二見先生、竹本先生、浅原先生
浅原先生と竹本先生は臨床工学技士であり、病院で患者さんの治療に携わった経験を持っています。この実習は3年次の前期に医用科学教育センター(26号館)で行います。
臨床工学技士をめざす臨床工学コースの学生には4年次に6週間の病院実習があります。生体医工学実習Ⅱは病院実習のための訓練という位置づけです。
そのため、この実習では、病院で臨床工学技士が操作する医療機器(人工呼吸器、麻酔器、人工心肺装置、IABP、PCPS、血液透析装置、血液浄化装置など)の構造や操作方法を学びます。ここに載せている写真は3機種の人工呼吸器と麻酔器の実習の様子です。
この実習では、前年度までにこの実習を受けた4年生や大学院生が学生アシスタントとして3年生の実習をサポートします。実習は4班に分かれて行います。1班の学生数は4~5名で、各班に教員1名と2名の学生アシスタントが付くという、マンツーマンに近い充実した実習です。
この実習は、臨床工学コースの学生には必修ですが、生体工学コースの学生も受けることができます。さまざまな医療機器に直接触れることができるので、将来、医療機器関連の企業への就職を希望する学生にとっても非常に有益です。
