内貴 猛 教授 Takeru NAIKI
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担当科目(学部)
- 応用数学Ⅰ
- 機械工学
- 応用力学
- 治療機器学
- 生命工学実験Ⅱ
- バイオメカニクス
- 卒業研究Ⅰ・Ⅱ
- 特別研究
専門分野
- 心臓血管系の血液流体力学
- 心臓のバイオメカニクス
- 細胞のバイオメカニクス
- 癌のバイオメカニクス
- 心拍数解析による心臓交感神経活動度の解析
研究内容
- 生体組織のバイオメカニクス
- 動脈の収縮性と弾性に及ぼすポリフェノールの効果
- がん組織の力学的特性の測定
- 細胞・生体分子のマイクロバイオメカニクス
- ナノインデンテーション(原子間力顕微鏡)によるがん細胞の形態と力学特性の測定
- 筋芽細胞の分化にともなう細胞の形態と力学特性の変化
- バイオメカニクスの診断・治療への応用
- インテリジェント人工関節の開発に関する基礎研究
- 加圧トレーニング・スロートレーニングによる筋肥大メカニズムの解明
- 1 cm以上の厚みのある巨大筋組織作製技術の開発
- 高機能血液透析装置の開発
- 電動ファン付き防じんマスクの電動ファンが作業効率におよぼす効果
研究室に来てほしい人材
とにかく好奇心旺盛でやる気のある学生と話すことが好きなので,そんな学生に来てほしいです。何も勉強だけの話だけではなく,バイクや車に興味があるとか,部活を熱心に取り組んでいるとかで構いません。コンパとかでその話題で楽しく盛り上がりたいですね。講義の中では,応用力学IIを受けた学生に来てほしいです。逆に来てほしくないのは,協調性のない人です。
在学中にしてほしいこと
講義以外でも積極的に活動して下さい。部活やサークル,アルバイトでも何でも良いでしょう。ただ参加するだけではなく,積極的に人や運営に関わってみましょう。その様なときに,周りの人とどのように接するかとか問題が起きたときにどのようにするのかという経験が卒業研究に役立ち,就職後の能力につながっていきます。もちろんしっかり勉強をして単位を取ることも大事ですが,それと同じくらい重要なことだと思います。勉強したことを組み合わせて問題を解決する能力は講義の勉強では育てることはできません。研究や人と接する場(ディベート等)で,もまれて初めて身につく能力です。是非積極的に社会と人と関わるように心がけて下さい。
その中でも是非勧めたいのが部活です。チームあるいは個人の成績という誰にでもはっきりとわかる評価をどのようにして高めていくのか。それを真剣に考えて学生達で規律を作り苦しい練習に取り組んでいるのが部活です。大学での部活は教員が運営方針に口を出すことはしません(応援はしますよ)。全て自分たちで決めていきます。そのためにときには上下関係を厳しく守ることも必要になるでしょうし,異なる意見をぶつけ合うこともあるでしょう。けんかになることもあります。でも皆思うことは同じで,いかに成績を上げるかを考えているのだと気がつくことができれば,その人は大人への大きな一歩を踏み出すことができるでしょう。そう思うことができれば,いつまでも相手の非難をして自分の意見を押し通すような子供の様なことはしなくなり,相手の意見を分析して自分の意見と同じ部分と異なる部分を見つけ,両者が納得できる方針を打ち立てることができるようになります。それらの経験が社会で役に立ちます。会社の人事もそのことをよくわかっていますので,部活経験者は自然と就職率が高くなっています(具体的な統計値を出した人はいませんが)。是非部活に入りましょう。私は卓球部の顧問をしていますよ。
お薦めの本
- 「もしも月がなかったら ありえたかもしれない地球への10の旅」,ニール・F・カミンズ著,東京書籍,2200円(税別)
月ははじめからあったと思いますか?地球ができたかなり後になって外からやってきたという説もあります。もし月がなかったら,地球の自転は今より速かったはず。そうしたら,何が起こるか?この本を読んで考えてみませんか? - 「週刊アスキー」,ネット販売
昔はよく読みました。仕事や研究に欠かせないIT系の最新動向を常にチェックできます。ソフトウェアの便利な使い方なんかも載っていますよ。
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